冷めきったカレーはヒグラシと共に

君が考える「サイダー」と、大多数の人が考えている「勘違い」は、もしかしたらまるで違ってるかもしれない。そう思うと、なんだか変な感じがしない?

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泣きながら泳ぐ彼女と僕

オフィスで働いていたころ、いまいち辞職する機会がやってこなかった。
どうしても辞職したかった訳ではないから。
続ける気持ちがなかったのかもしれない。
面倒になって、ある時、熱意を込めて今月で辞職すると口にした。
こんな日に何でか、入社当時から少し気難しいと印象を抱いていたKさんが、声をかけてきた。
話しているうちに、私の本心をふくむ事態を知る余地もないKさんが「この会社、大変だけど、だけど君はしばらくやっていけるよ。」という話をしてきた。
Kさんに助けられて、胸が痛くなった。
私は、その日の帰りに、教育係に辞めることを撤回してもらった。

余裕で大声を出す彼と暑い日差し
何故か今頃ニンテンドーDSに熱中している。
はじめは、英検対策に英語漬けや英語関係のソフトを使っていたのみであった。
しかし、ベスト電器でゲームソフトを見ていたら、英語関係以外も気になってしまい、無駄に買ってしまう。
スーパーマリオやクロスワード、育成ゲームなど。
便利なもので、トラベルシリーズもヒットしている。
これだけあれば、電車内などのちょっとの空き時間には活用できそうだ。

一生懸命話す彼女とあられ雲

職場で着るジャケットを買いに向かった。
コムサでモードなどフォーマルなお店も良いけれど、ギャルショップも悪くないと思う。
気が強そうで活発な女性向けのファッションビルで、体にフィットする服が多いのが特徴。
価格は店によって差が表れるが、ほとんどがリーズナブル。
中で、製品を探していたが、細身の物ばかり取り扱われていた。
着た感じも、普段よりお洒落に見える気がする。
良い感じのショッピングができて、かなりハッピーだった。

悲しそうに体操する兄弟と夕焼け
いつものスーパーで夕飯の買い物をしていた。
冷凍食品cornerアスパラを選んでいた。
そしたら、韓国語で書いてある品を探し出した。
じーっとみると、韓国屋台の定番、トッポギだった。
最近、釜山へ旅行した時に、何回も韓国に旅行している先輩にごり押しされたトッポギ。
日本でも冷食になって、韓国のトッポギが購入できるなんて、びっくりだった。

具合悪そうに跳ねる姉ちゃんと僕

ある真夏の朝。
少年は空き地で、蟻の行列が死んだ虫を運ぶところを注意深く観察していた。
蟻たちはがんばって動き回っているのだが、虫の死体ひとつでこんなにも大量のアリがいても、意味が無いんじゃないのかと、少年は不審に感じた。
少年は、蟻たちに水をかけたらどうなるだろう、という欲求にかられた。
だが、今日はじっくりと黙って見守ることにした。
とても暑い日だから、少年の汗はダラダラと流れ、しずくとして蟻たちの近くに落ちた。

悲しそうに話す母さんとぬるいビール
夏休みが2週間くらい過ぎた頃の夕暮れ時。
「缶蹴り」で鬼役をしている少年は、とてもお腹を空かしていた。
捕まえても捕まえても、カンを蹴られてみんなが脱走するので、もうこのゲームは終わりが見えない、と肩を落とした。
へとへとにつかれて家まで戻ると、扉を開ける前に、今日の晩御飯が判明した。
メチャンコ美味しそうなカレーの匂いに、少年は幸せな気持ちになった。

一生懸命お喋りする父さんと読みかけの本

オフィスで出会った女性がいる。
今までに出会ったことのないような人で、その話がどれも面白かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
幼稚園の先生の免許、潜水士の資格、小型船舶の免許。
トイック800点、調理師免許、元スチュワーデス。
公認会計士までパスしているとうわさ。
さすがにこのことを友人に話したら、あなたの聞き間違いもあり得ると思う、と言われたけれど。
彼女は、30歳年上の専務と職場結婚で寿退社していった。

湿気の多い休日の夜に読書を
アンパンマンは、子供に人気のある番組なのにものすごく攻撃的のように思う。
話のラストは、アンパンチといってばいきんまんを殴って解決することがめちゃめちゃ多い。
幼児にも非常に悪い影響だと私は思ってしまう。
ばいきんまんとその他が、たいしていじわるをしていない話の時でもぶん殴って解決する。
アンパンマンは、ばいきんまんを見たら、やめろと怒鳴りながらもう殴りかかっている。
理由を聞かない。
説得するわけでもない。
ただ、殴って終わりにするからいつになっても変わらず改心せず、いつまでたっても同じだ。
きっと原作は暴力的でないかもしれないけれど、テレビ向きにする必要があって戦いのシーンをいれてそのようになっているのだろう。

息もつかさず吠えるあの子とよく冷えたビール

ある涼しい日のこと、少年はママからおつかいを頼まれて、ハクサイとねぎと豚肉を買いに行くところであった。
少年は思った。
晩御飯はおなべだ!いやっほぅ!…と。
しかし、事件はその後すぐ起きた。
なんと、ズボンのポケットにしまっておいたおつかい用の千円札2枚が、ないのである!
少年はスーパーマーケットのレジの行列に並んでいる時、大丈夫だよね、とポケットの中に手を入れて確認してみたのだ。
そして、その瞬間、お金が何処にもないという事実に気付いたのである。
怒られる覚悟を決め、少年は手ぶらで家路につくことにした。
今後、お金はクツの中かくつ下に入れとこう。
少年は悔し涙を浮かべつつ、そう決意した。

気分良く踊るあなたとわたし
いつかの夜、私は友達と、横浜のアパートから一般道を利用し、七里ガ浜に向かった。
目的は、趣味の一眼レフのカメラで海を撮ることだったけれど、なかなかうまく映らない。
海は久しぶりだったから、しばらくすると靴を脱いで海の中に入りはじめた。
だんだん飽きてしまい、砂浜で山を作ることをしはじめた。
この時までは、実際に近くにあったCANONのデジタル一眼。
しっかり滞在して、帰る中、GSでデジタル一眼がない事に気が付いた。
がっかりしてアパートまで帰るも、それからしばらく、最高に切なくなったのを覚えている。
数多くの写真が入ったお気に入りの一眼レフ、現在はどこにあるんだろう?